廃棄物の埋め立て後に出来たデコボコの地形が、湿地や淡水池、草原などの多様な環境を生み、そこにさまざまな生物が生息するようになりました。烏が運んできた卵がかえり、メダカが誕生したり、ガレキに卵を産み繋殖するコアジサシなど希少な生き物のいのちの循環が見られました。また、ベツコウトンボやチュウヒなど希少な生物も見られました。
本市では、環境未来都市にふさわしい「都市と自然との共生するまち」を目指し、「響灘・鳥がさえずる緑の回廊創成事業」を進めています。その中核的な取組みとして、響灘地区にある廃棄物処分場跡地に、自然創成となる日本最大級の広さ41haの響灘ビオトープが誕生しました。 市民が生物多様性に配慮しながら自然とふれあえる魅力ある自然環境学習拠点です。